今週から、企業の決算が発表されます。
円安方向になると、輸出関連の株価が上がる確率が高いと思いますが、決算日の売上高、経常利益、営業利益などは、いつの為替レートを元に算出しているのですか?
そうですよね・・・これは、意外と複雑です。
まず、輸出企業や海外事業に関しては売り上げを元に為替ヘッジを掛けます。
大体は半年先の先物で為替予約をするのですが、売り上げ時期や支払手形の期日とかがずれるので完全にはヘッジ出来ない訳です。
◆http://www.pension-plan.net/2007/11/post_24.html但し、簡単に言うとある輸出企業が100万ドルの商品を海外向けに売ったとします。
今のレートが1ドル97円と仮定します。
もし、今100万ドル支払われたら円に転換すれば9700万円になりますよね。
ですが、支払いは通常は半年先だとしたら、金利平価(両国金利差)で言えば95円くらい(半年先の先物為替レート)になるとします。
◆http://www.laqoo.net/risi/kinrihe.htmlそこで95円でドルを為替予約するのですが、想定為替レート四半期ごとの為替予約平均値が95円になるという事です。
>売買が成立した時点かなぁ~なんて貴方の言うように売買が成立した時の為替予約の平均値を言います。
但し、明らかにドルが上がりそうな局面では完全には為替予約を入れずに少しドルが上がった時に為替予約を組むか半年後のスポットレートで決済します・・・その方が為替益が出ますから。
この様に、支払期日のずれやフルヘッジにならない部分は明確な為替レートがはじき出されないので、想定為替レートという表現になります。
少し、ややこしい説明になりましたが、ご参考下さい。
★以上、元証券マンmiyachでした。